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食品成分と加工特性

食品成分としてみた栄養成分の性質

タンパク質

 タンパク質を漢字で書くと「蛋白質」。「蛋」は中国語で卵を表す漢字ですから、「卵の白身の成分」でしょうか。もっとも、卵白自体は88.4%が水分、10.5%がたんぱく質(五訂増補食品成分表より)ですから・・・主成分は「水」です?!
 
 

糖質

「糖」はサトウキビを煮て作る甘いもの、あめ、をさす漢字ですから、つまるところ「あまい成分」という意味なのかな、と思います。こめへん(米)もあるので、米からとれる、という意味も含まれているかもしれません。
 

脂質

「旨」は人の口にあう、こってりした味をさす会意文字(漢字源より)だからにくづき(月)がついたら、肉のなかでこってりした味の部位、つまりは「脂身」。
ちなみに「油」は「由」が細い口の壺を表す象形文字(漢字源より)だから、細い口のつぼからとろとろと流れ出るもの、の意。
 

ビタミン

ビタミンは「vital amine」生命に必須のアミンという意味の造語です。カジミール・フンクが抽出したその物質にアミンの性質があったからamine。でも、それより前に鈴木梅太郎は米ぬかから同じ物質を抽出して「オリザニン」と命名していたのです。オリザニンもオーソドックスな命名で素敵なのですが、今やビタミンは13種類(うちB群が8種類)もあるので、オリザニンだと栄養学の大系が違っていたかもしれません。
 

ミネラル

ミネラルも無機質も同じ意味です。地上に存在する118種類の元素のうちC,H,N,Oをのぞいた114種類をミネラルと総称します。人の体に必要不可欠な栄養成分としてのミネラルは16種類です。