食に関する指導の手引き(第二次改訂版)

初版:平成19年3月、第一次改訂:平成22年3月 です。
食に関する指導の手引き(第二次改訂版)

今回、と言ってもすでに数か月経過しましたが、食に関する指導の手引きは3回目のバージョンアップになったようです。新しい学習指導要領に合わせて替えられたところもあると思います。

今回の改訂ポイントは学校における食育の推進、のようです。最近では「子ども食堂」もたくさん作られてきていますから、地域との連携も強化しやすくなったかもしれません。

食に関する指導の内容を「教科等の時間における食に関する指導」「給食の時間における食に関する指導」「個別的な相談指導」における食に関する指導の内容や栄養教諭の役割を記載し、評価や改善をいろいろ提示しているのが改訂ポイントの一つ。「食に関する指導の内容の三体系化」と呼ばれています。
近年では、学校において対応すべき問題がたくさんあります。英語やプログラミング学習など、盛り込むべき新しいコンテンツも増えています。給食も子どもたちに食べさせていると自分の食事時間が数分になってしまうこともあるかもしれないくらい。そんななかで、食育を充実させたいなら、教職員の役割を明確にし、評価や改善も行えるよう配慮することが重要になるのかな、と感じました。食そのものに興味があるかどうか、は関係なく。そうしないと、個人のプライベートまで仕事に浸食されそうです。
食べることばかりを教えるわけではないけれど、ユビキタス社会においては情報もモノもあふれかえっているので、食べることに対する興味関心が低くなってきているのではないかとも思われます。ヒトがヒトとして生きるために必要なこと、がないがしろにされているような。学校だけが頑張るのではなく、みんなで子どもたちの未来をまもりたいものです。そのための「食育」なんじゃないかな、と思います。

それに、食に関することって、学校で教えられることばかりとも限りません。卵焼きに砂糖を入れるか入れないか、なんて、家庭によって違うのではないでしょうか。カレーを作る時はどの市販ルウを使うかとか、隠し味は何にするか、とか…。レトルトでOK!って言われる方もおられそう辛口やら甘口やら、きっとこだわりはあるはず。カップ麺の作り方も学校じゃナカナカ…。家庭にある電子レンジは家によって型番が違うのでしょうから、使い方も違うと思います。誰が使い方を教えるのでしょう?
「食べること」は、家庭でも教えるし地域でも教えていかないといけないこと、だと思います。何より多面的に興味を持ってもらいたいです。

皆さんは「食育」に何を求めますか。