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平成27年国民健康・栄養調査結果の概要

国民健康栄養調査の結果概要は、例年12月ごろに公表されるものと思っていたのですが、今年度は11月に公表済みであったようです。早かったんですね・・・。申し訳ありません。

今回は栄養バランスや社会環境整備状況などが重点項目だったようです。

 まず、【栄養バランスのとれた食事】を【主食・主菜・副菜を組み合わせた食事】と定義すると、20歳代でそういう食事が週2~3日以下である者の割合は男性41.8%、女性39.4%。これが70歳以上ですと男性27%、女性24.9%になります。食事調査は11月の食事。
 ただ、定食スタイルの食事ではなくても、「お好み焼き」やら「なべ物」やら、まあ、栄養バランスのとれそうな食事はないこともないので、つまるところ、日本型食生活は多様化してるかもしれない、という結論におちつくのではないでしょうか。それは栄養バランスの維持とどう関係が・・・?
 おそらく、ではありますが、データをみた限り、定食スタイルにしないと副菜(野菜料理)の摂取が少なくなりやすい、つまり野菜摂取量の確保が難しいのだと思います。焼き肉も、焼いた肉をすべて「サンチュ」に巻いて食べたら野菜を結構食べていることになるのですが、そういう人は日本では少ないかもしれません。後は【野菜料理=サラダ】というふうに考えず、たくさん煮込んで食べてください。【かさ】が減ればたくさん食べられます。野菜摂取量は20歳代女性がワースト1で226.8g/dayでした。やっぱりサラダの影響かなあ・・・。あ、食事そのものはサンドイッチ1つとかおにぎり1つだけど、その後生ケーキ1個食べちゃう、1個どころか2個はイケル・・・などという食生活だと、【やばい】状態になりそうです。確かに20歳代女性の菓子類摂取量はトップクラス(33.5g/day)なのですが、数字だけなら10歳代女子(36g/day)の方が多いです、しこの数字が裏付けになるかどうか・・・。

 次に外食・中食の活用状況。これは、20歳代ほど活用状況が高く、週に4-6回以上外食する者の割合は20歳代で男性18%、女性7.2%。昼食を外食する者もいるでしょうし、若い世代なら夜は街に繰り出すことも多いかもしれません。居住地域も影響しそう。これは一概に考察しにくい・・・。
いや。20歳代ばかり言ってるけど、この数字は多いの?と思ったアナタは鋭い。男性ですと、最も多いのは50歳代で19.8%でした。女性は20歳代がTOPでしたが、女性の場合、いつもは切り詰めてたまにおいしいものを食べに・・・というスタイルの方も多いかもしれませんから頻繁に外食せずとも外食単価は高い可能性がありそう。
 中食はどの世代も週に2-3回利用する人が多い傾向が。定期的に中食や外食を利用する者は20歳代(53.7%)、40代(50.2%)、50歳代(50.9%)の男性で50%を超えてました。30歳代(48.1%)は50%を超えていませんが、1.9%足りないだけ。女性のTOPを走る20歳代(42.6%)よりも数字は上です。これは就労形態の影響なんでしょうか。調理に対するハードルの差、かな。

 朝食の欠食は20歳代男性(24.0%)が30歳男性(25.6%)に抜かれてまして、40歳男性(23.8%)も追随する・・・という結果に。女性は20歳代(25.3%)が突出してるのですが・・・。完全欠食と錠剤などによる栄養補給のみ、単独の食品のみが「欠食」扱いです。

 人が従属型の生物である以上栄養となる食物は摂取するのですけれども、どのような形で摂取するのか、は、個人の自由でもあると思います。が、生活習慣病の罹患率が増えるのは良くないこと。疾病とまで行かずとも、集中力が続かないとか、疲れやすいとかいう不定愁訴は栄養バランスが崩れていることによって起きる場合もあります。

年末年始の暴飲暴食には気を付けてください。