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日本標準食品成分表2015(七訂)の公表

文部科学省から日本標準食品成分表の七訂が公表されたようです。今回はさまざまな食品に対する対応とともに炭水化物および有機酸の組成に関する成分表の新規作成やアミノ酸組成および脂肪酸組成に関する情報の充実をはかるべく、検討されたそうです。栄養バランスだけでなく、食品の機能性まで一般消費者に理解を求めるようになっているので、日本標準食品成分表の項目数も多くなるのはやむを得ないことなのかもしれません。

その結果、例えば鶏もも肉なら「から揚げ」、キャベツなら「油いため」など、油を用いた調理による成分変化もたくさん取り込まれるようになっています。揚げ物を入れてあるのが特徴的。たしかに、日常食でも「から揚げ」や「フライ」などの揚げ物は増えてきているような・・・。食堂のランチになると、「から揚げ定食」や「とんかつ定食」「エビフライ定食」は定番ですもんね。スイートコーンには電子レンジ加熱も入っているようですし、魚介類には「刺身」という項目もみられます。

その他に、例えば「いも及びでん粉類」に「くずもち(成分表の値が記載されているのは菓子類)」が記載されていました。実際にはいも及びでん粉類にくずもちの記載はなく(項目のみ)、菓子類に誘導されていました。くずもちといえば原料はくず粉(くずでんぷん)だから・・・と考えて探した人に対して、「うん、くずもちでくずでんぷんを検索したキミの考えは間違っていないよ。原料の分類まで良く理解できているね。だけど、でん粉類は原料のみの掲載になるからこっちの菓子類をみてね。」と言いたいのでしょうか。わかりやすい、というか、なかなか親切な成分表だと思います。

食品の加工法の変化や品種改良などによる成分変化も加味されたそうで、ニュースでは「ひじき」にコメントがありました。つまり、加工時に鉄鍋を用いる場合は鉄分が多い(鉄鍋由来の鉄が上乗せされる)のですが、ステンレス鍋で加工するのが主流の今日では、従来の鉄分の1/10くらいになるのだとか。かなり少なくなるようです。

総食品数は2191、成分項目数は52になりました。

これだけの食品数があったとしても、サツマイモやコメなど、植物性食品の品種まではカバーしていません。植物性食品だけでなく、動物性食品にも同じことがいえるのだろうと思います。そう考えると日本には本当にたくさんの食品があるように思います。みなさんはどれだけの食品を見分けることができるでしょうか。

画像は冬でも人気の「いちご」関西ですと5月ごろに露地もののいちごが出回ると思います。ただ、今はクリスマスケーキなどで需要があるようです。デザートとしても人気がありますね。百貨店では大きくて真っ赤なイチゴが1パック1000円程度で販売されていました。