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食品の機能性表示(2)

食品の表示は、皆さんみておられるでしょうか。健康強調表示って、気になりますか?

内容的に大変興味があるので、一応ニュースは追いかけています。食品の新たな機能性表示に関する検討委員会は5月30日に第2回目が開催されました。今回の対応方針(案)では基本的な方向性として、(1)栄養機能食品制度や特定保健用食品制度を廃止しないこと、(2)表示しようとする機能性について、最終製品を用いたヒト介入試験による実証or適切な研究レビューによる実証を求めることを必須としています。

栄養機能食品というのは、特定の栄養素(ミネラル5種類、ビタミン12種類)を基準の範囲で添加することで、所管省庁などに申請せずとも栄養機能食品である旨の表示をした食品です。特定保健用食品はトクホと呼ばれる食品で、保健機能成分を含む食品です。ヒト介入試験で実証もされています。ここに新たに健康機能食品のような食品が加わるようです。

さまざまな加工食品のなかで、そういうカテゴリ分けをすると企業も大変だし買う方も表示の見方がわかりにくく混乱しやすいと思います。表示の読み方は、可能ならば学校ではなく、小売り業者が頑張って普及させてもらいたいと思います。人件費というハードルがあるなら、ポスターを貼るだけでも良いと思いますが、実際に販売しているところで表示のみかたを解説するのが一番わかりやすいような気がするのです。そして、ぜひとも保護者が最低一度は子どもと一緒にその表示の解説を解説しながら買い物をしてもらいたいです。保護者と一緒に食べ物を買いに行くなんて、なんて楽しいイベントでしょう。
学校の教員が、一人ひとりの家庭環境や食事状況にに合わせて教えるには限界があるものです。そもそも、食生活は家庭の色をつけていくものですから、学校より家庭で教えた方がいいこともたくさんあります。インスタントラーメンを作る時に卵やネギを入れるか、などという議論と同じです。そもそも健康に特化した食品に対する考え方もヒトによって違いますよね。栄養摂取の基本は誰もが知っていないと病気になります。そういう内容こそ学校で教える必要があるのです。

1日3食食べるなら、そのうちの1食しか学校では食べません。しかも平日、休暇以外の月限定です。調理実習も各学年が毎週やっているわけではありません。幸い官公庁は、キッズページなどインターネット上で多くの子供向け情報やゲームなどを提供しています。消費者庁も、食品表示が変われば「教えてラベルくんPart2」みたいなページを作成するのではないでしょうか。学校だけでなく、家庭でも食育。いや、家庭でこそ食育。そのための情報はあらゆるところから提供されているはずです。

 写真の花はいびつ、なんですけど、チューリップです。