食品成分表八訂

文部科学省の資料では、日本食品標準成分表の八訂版が平成32年に公表されるそうです。日本食品標準成分表は、単に食品成分表ということもあり、日本だけでなく、他国でも作られています。国立国会図書館内のレファレンス協同データベースにURLがまとめられていたので(こちら)に貼り付けておきます。

で、その八訂なのですが、エネルギー値の算出方法が変更されるそうです。

今は、たんぱく質・脂質・炭水化物・酢酸・アルコールをもとに、食品ごとのエネルギー換算係数を乗じて(=かけて)計算しているのですが、これが、アミノ酸組成によるたんぱく質、脂肪酸組成による脂質(トリアシルグリセロール等量)、利用可能炭水化物(単糖当量)、その他(食物繊維、糖アルコール、酢酸を含む有機酸、アルコール)をもとに、組成ごとのエネルギー換算係数を乗じて計算することになります。正確に計算するなら専用ソフトが必要かもしれませんね…。

何だかすごいことになってる・・・?と思われるかもしれませんが、どれだけ変化したのかが何とも言えないので、また、新しい成分表が公表されたら比較してみたいと思います。

しかしながら、今までのエネルギー摂取量は八訂のように計算をすることでより実際のエネルギー量に近づけることができるそうです。食品によっては、割とアバウト、と思っていたエネルギー量が、ちょっとアバウト、になった、くらいなのかもしれません。あと、過去の食品成分表のエネルギー量と八訂のエネルギー量は比較できなくなります。

エネルギー量で思い出しましたが、きのこやこんにゃくはノンカロリー、と思っている人はいるでしょうか。それらは「ノンカロリー」、つまり、エネルギーゼロ、ではありません。固体の場合、100gあたり40kcal未満なら低エネルギーであることを表示できますから、その基準でいくと、生や茹でたきのこはほとんどが低エネルギー食品になります。乾燥きのこは可食部100gにすると生きのこに戻した場合に5-10倍の量になってしまうので、それなりにエネルギー量があります。使用量が数グラム、ですけどね…。油いためされたきのこも油脂の付着があるぶん、エネルギー量は多くなります。

そろそろ柏原キャンパスも色づいてきました!